HEAT20 今後の断熱について その2

前回に引き続き<HEAT20>について

断熱の係数にも地域区分が有り、兵庫県の南部を含んだ本州の比較的温暖な地域は地域区分6(通称”6地域”)と定められている。

各地域区分に対して代表都市があり、6地域の代表は東京。
弊社事務所のある兵庫県神戸市も同じ6地域ですが、温度環境がかなり異なります。

暖房負荷で計算すると東京に比べて1.2倍ほど神戸市の方が多い。
分かりやすく表現すると、暖房費が東京よりも1.2倍かかるほど
寒い地域ということ。

実際にこの地域区分でまとめられてしまうと、その地域ごとに異なった地域特性が
建築に反映されないので、地域補正が加えられるかも?
といった内容の講習もあり、大変興味深いものでした。

今現在、地域補正は工務店やハウスメーカーに委ねられており
戸建住宅を建築する際にどうしても画一的になりがちなハウスメーカーでは
地域ごとの気候風土を踏まえたお住まいは提供出来にくい環境にあるかと感じる。

高断熱をベースとして、地域特性を把握し住み心地に特化したお住まいを皆様に提供するには
我々のような地域に根ざした設計事務所や工務店にその重責が掛かっていると感じます。

岩城直樹

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