HEAT20 今後の断熱について その1 | NK建築工房株式会社

HEAT20 今後の断熱について その1

少し前になりますが、以下の報告会に参加すべく朝イチで飛行機に乗り、関東へ。

<HEAT20>2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会 平成27年度報告会

http://www.heat20.jp/index.html

委員会の活動趣旨は、断熱性能(外皮性能)を上げることによるメリットを具体的に数値化し
室内環境の質と省エネが両立する住まいづくりを軸として、その技術を具現化し促進について
関係各所に提言することがメイン。

簡潔にまとまると、、省エネだけに目を向けずに「環境」や「コスト」も一緒に計算して
いろんなところに提案していきますよ!という機関。

シンポジウムの冒頭に
「当初は、流通していた物(断熱材)を用いて基準を策定していた」と吐露されていたことに驚いた。
以前から大きな矛盾としてお客様に説明していた

「一般的に多く採用されている105mmの柱に施工できるグラスウール(16K相当)が100mm」
なので省エネ基準では、壁に施工するグラスウール断熱材は100mm。

室内を暖かくするために必要な厚さではなく、施工が100mmしか出来ないから基準が100mm。。
この矛盾を実際に開発委員の口から聞けたことから、委員会の今後に期待が高まります。

また、既存の平成25年度基準ではなく、独自の基準である「HEAT20 グレード1・2」
諸外国との比較においても遜色ない基準を設けられたり、地域差や地域特性などの考慮にも触れらており
とても有意義なシンポジウムとなっていました。

岩城 直樹

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