神戸市T様邸の基礎工事が進んでいる。
今回は、鉄筋の施工。
基礎のコンクリート内部に施工されている鉄筋。
稀にお客様から、サビている鉄筋を使用されている!と
仰られるとがあるが、心配はご無用です。
鉄は酸化に弱く、放置しているとすぐにサビてしまうが鉄筋を覆い尽くすコンクリートは
実は強アルカリ性なので、鉄筋の周辺が酸性になることはない。
そして、全ての物体は温度の変化による物体の伸縮し
その大きさの変化は物によって様々。
鉄とコンクリートは熱膨張率が同じで
外気温が暑くなっても寒くなっても同じ大きさを保つ。
これにより、施工してから数十年経っても形状の変化がなく
丈夫な鉄筋コンクリートになります。
これを建築業界では、「奇跡の一致」と言われることも。
何事も相性が大事です。
岩城直樹